金融業界の法人営業とはどんな職種？仕事内容／年収／転職事情を解説

「金融業界の法人営業」として代表的なものには、銀行と証券会社の営業があります。これらの職種では、企業や団体に対して資金調達の提案を行い、事業の成長をサポートする役割を担います。銀行の法人営業が扱うのは現金であり、証券会社は株式や社債を取り扱います。どちらの場合も、顧客は経営者や役員、財務部門の責任者など、高度な専門知識を持つ相手が中心となるため、高度な金融知識と優れたコミュニケーション能力が求められます。 少子化や低金利といった要因による国内市場の縮小を背景に、海外市場への進出や、ITを活用した利便性の追求を図る「FinTech（フィンテック）」の導入を進める企業が増加しています。こうした環境の中で、金融のスペシャリストとも言える法人営業の役割は、今後ますます重要性を増していくことでしょう。