データベース/セキュリティエンジニアとはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説
データベースエンジニアは、企業の膨大なデータを管理・保存するためのデータベースに関わる仕事で、主な業務は設計・開発、管理、運用に分かれます。設計・開発では、OracleやMicrosoft SQL Serverなどの製品を使用し、データの保存方法や容量を計画し構築します。管理業務では、データベースの最適化や効率化を行い、同時に不正アクセスや情報漏えいを防ぐセキュリティ対策を講じます。運用では、稼働中のデータベースのバックアップやアクセス権の管理を行います。データベースエンジニアにはSQLの熟練度が求められ、各データベース製品への理解も必要です。ビッグデータ時代において、データベースはあらゆるビジネスの基盤となり、今後ますます重要な役割を果たすでしょう。 セキュリティエンジニアは、情報セキュリティの専門家として、サイバー攻撃や情報漏えいのリスクを防ぐために、セキュリティシステムの提案や設計・構築を行います。ネットワークやOS、Webアプリケーションなどの脆弱性を診断し、SOC(セキュリティオペレーションセンター)での監視や、インシデント対応チームであるCSIRT(シーサート)の運営を担当します。技術力はもちろん、クライアントと課題を共有し最適な提案を行うため、高いコミュニケーション能力も重要です。セキュリティの重要性が増す現代において、この職種の需要はますます高まっています。